◆主要指標の動き
PSEi (フィリピン証券指数)-上場会社、上位30社の株価を指数化した数値
※証券コード【FMETF】にて購入いただけます。
Volume(Php M)- 総成立取引量
※単位 百万フィリピンペソ
例)5,278 は 52億 7,800万 ペソとなります。
Forien Transactions ‐ 外国人取引量
※単位 百万フィリピンペソ
◆注目株
Index Movers (PSEI)– PSEi (フィリピン証券指数)内の会社の中でのランキング
All Shares – すべての株の中でのランキング
Net Foreign Transactions – 外国人の取引の中におけるランキング
Top gainers – プラスで動いた会社
Top Losers – マイナスで動いた会社
◆現地市場に関して
【 全体市況 】
コロナの感染者数が、収まることを投資家は期待していたが、テストの結果、感染者が増えているため、先週は下げています。
また、4月30日まで、『検疫期間』が延長されたことで、落ち幅は抑えられたと考えています。
外国勢は7週連続で売り越しています。
◆アメリカ市場に関して
アメリカ市場は、ウイルス感染者数の増加が一時落ち着いていることを受け、回復しています。
また、コロナ対策として、連邦政府は 2兆 3,000憶ドルの融資を決定しています。
S&Pは、1974年以来、最良の一週であったとコメントしています。
◆各企業のニュース
・Pangilian はグループ会社の雇用は守られる。と発表しました。
※PANGILIAN は、証券コード【PX, PXP, PLDT, MER 】の香港在住のメイン株主。
・JFCは設備投資が 64%がコロナウイルスの為、下がるとコメントした
・MAXSは封鎖の中にもかかわらず、冷え込んだ需要に対応する為、一部店舗を再開しています。
・PAL(フィリピン空港))は、いくつかの空港路線の見直しを検討しています。
◆ 私見、まとめ
さて、世界中をコロナが席巻している中。3月中旬にNY市場、日本市場の大暴落を受け、フィリピン市場も取引を無期限延期。という話がありました。
しかし、現状は時間制限の中、都営引きが出来ています。
アメリカが230兆円きぼのだいだいてきな金融対策を打ち出し、アメリカ市場が盛り上がっている中での判断になりますので。難しい局面かと思います。
今回の週次レポートで気になった点は、『現地市場に関して』項目の外国人取引の会社たちです。
小売業が検疫の為、客数も少なく。多くの会社が顧客数、購買者数確保に苦労している中、PGOLDという会社が上がっているという点です。
日本でも【 ロックダウン 】という言葉が注目され、ZOOMなどのオンライン企業が顧客数を伸ばしている話は聞いている方も多いと思います。
PGOLDは店舗メインで小売りを行っていますが、RRHIなどの小売企業も一時暴落の後、あげています。その点を見ると小売業者でも、株価が下がったところは、回復基調になっていくと考えています。
それでは、今週も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、お会いしましょう!